今回のLOOK BOOKの撮影は2016FWに引き続きロサンゼルスを舞台に執り行われました。
カメラマンは今回初めての起用となる『MIKE KRIM』を起用。
ニューヨークを活動拠点とし、ユースカルチャーに密接な関係性をもつ彼は『PAPER WORK NEWYORK CITY』というアートスタジオを主宰し、
ZINEやアートブック、写真集といったプラットフォームを用いながら若手のアーティストを起用した、ニューヨークという町のダーティな側面にクローズアップした作風が特徴的です。
今回起用したモデルも決してプロのモデルではなく、イリーガルビジネスによって生計を立てているニューヨークに住むギャングの若者達。 カタログの随所にも感じられるよう、どこか影を感じさせる彼らが着るFUCTはストリートというフィールドで常に反骨、反体制を貫いてきたブランドの世界観を体現する上で重要なキーパーソンとなりました。