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Shifting Paradigms: FUCT aligns with the new generation of Youth

パラダイムシフト:新世代の若者に向けて発信するFUCT

1990年代、ファッションの中からサブカルチャーが生まれ、現代社会における資本主義の考え方を疑問視した若者たちは新しい時代の流れを作っていった。
自分たちの生き方や態度を様々な形で表現し、それがストリート・ウェアと呼ばれる事となった。

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2000年代に入り“ストリート・ウェア”のカルチャーの価値観が変化し、1980年代の気が狂ったような物質主義の精神を再び追求するようになる。その為、すべての世代が再び眠りにつくこととなった。これまで数多くの中身のない偽りのブランドが生まれては消えを繰り返し、その時代の流れに圧倒された消費者たちは、新しいスニーカーやら「何か」の限定品とかいう催眠術によって惑わされてしまったのである。
また、この時代は金儲けしか考えていないビジネス志向の人間たちがストリート業界に参入し彼らがSTREET業界の中心人物として注目を集め、消費者マーケティングという魔法を使い、市場にありきたりの商品とくだらないメッセージをあふれさせる事となった。
とは言え、このようなやり方でも名声を掴むことが出来るが、その寿命は長くは続かない。なぜならばSTREETWEARの本質とは違うからだ。

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FUCTの2016春夏コレクション“LOVERS ROCK”では、一巡して原点に戻るという偉業を成し遂げた事により常に反抗的な本質部分にこだわり続けてきた最後のOGブランドとして、FUCTは新世代の若者とより高いレベルで再び繋がる事となった。
本来、ストリート・ウェアは飾り気のない純粋なものであり、その理念こそは、かつては名もなく、新鮮で他に類を見ないほど型にはまらないものだった。
間違った情報や偽りのプロパガンダを通じて、トレンドを作り続けている、大企業のストリートウェアブランドに対し、FUCTは小さな事に素晴らしさを見出し、再び反撃にでた。

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“It seems that all through life, one fact prevails. That the righteous all live on. These are Coptic Times. Leaving this place, won’t be no big disgrace, let loose those lies and hold on to your faith.”
〈注1〉
(人生を通して、一つの事実が広がっていくようだ。すなわち正義は全て残る。コプトの時代が来る。この土地を離れたとしても、名を汚すことはないだろう。嘘なんて放っておけばいい。正しい道を信じるのだ)
FUCTはバビロン〈注2〉を離れた。新世代の声が語っている。

〈注1〉ワシントンDC出身、ハードコア・パンク×レゲエのパイオニアであるバッド・ブレインズ、1983年発表の2ndアルバム「Rock for Light」の収録曲「Coptic Times」の歌詞
〈注2〉富と悪徳で栄える資本主義の象徴。
Photography Natalia Mantini

Styling by Manon Macasaet